その保険、万が一の時に大丈夫?
保険は”出口“が大事です。
皆さんも色々な保険に加入していると思いますが、その契約内容は十分に把握できていますか?
加入時(入口)は月々の支払いや保証額などを入念に検討したと思いますが、実は保険は支払い時(出口)が重要。その時になって予想外のトラブルが発生する場合が意外と多いのです。
日帰り手術は保障外!?
保険の支払い時でのトラブルでよくあるのが、医療保険の適用範囲。
例えば、入院・手術となったら保険で、と考えていても、日帰り手術など一泊以上の入院を伴わない場合は手術保障の給付対象外というケースや、日帰り入院保障に加入していても医師が入院の必要なしと判断した場合は通院となり、保険金が下りない場合があります。
保険金はすぐに下りない
同様に、万が一の時には保険金で葬儀代を支払おうと考えている人も多いと思います。しかし、一般的に保険請求には申請書類を送付してもらい、それを記入後に証明書等を添えて返送、さらに審査を受けるという流れで、入金までに数日を要することが殆どです。
さらに、口座名義人が死亡したことが金融機関に知れると預金口座が凍結されるため、電気代や家賃といった口座振替もストップし、途端に生活費に困るという状況も考えられます。当てにしていた保険金が大事な場面で役立たないのではがっかりです。
必要な時に役立つ保険を
そのためにも、保険の内容をしっかり把握しておくことが重要。最近では、入院日数や手術回数を問わない保険や、死亡保険の支払い手続きを簡略化し、保険金を即日または翌々営業日に受け取れる保険もあります。
また、要介護状態になった時には終身系の死亡保険の範囲内で必要に応じて請求できる特約もあり、より個々人のニーズに合ったサービス内容の選択が可能となってきています。
保険は(出口)が大事。これを機会に、現在加入している保険の(出口)を見直してみてはいかがでしょうか。
★最近注目を浴びているのが、FAXで死亡保険の請求ができ、保険金を即日、または翌々営業日に受け取れる商品。死亡保険金は額が大きいため、万が一の時には大いに活用できます。